数学の勉強方法 ⊆汰編その1 日々の復習とトレーニング

  • 2014.09.08 Monday
  • 09:20
「学問に王道なし」ということわざがあります。勉強に近道や簡単な方法は無い、という意味ですが、これ自体数学者ユークリッドの言葉と言われています。算数・数学が苦手な人や、もっと得意にしたい人には、ちょっと期待外れかもしれませんが、やっぱり「努力」して、ちゃんと勉強するしかありません。しかし、何を・どのように勉強すればいいのか、という要領がわかり、それを実践すれば、今の自分より成績を上げることはできるし、効率的に(人より少し楽して簡単に)成績を上げることも可能です。具体的に説明していきましょう。 ただし原則「公立小学校→公立中学校→高校受験」の方向けの勉強方法です。

1.教科書を「本当に」理解しよう
 小学校で算数が苦手な人は、残念ながら中学校でも苦手を引きずる人が多いです。積み重ねの教科ですから、前学年の学力不足は現学年の学力不振につながります。少しでも早い学年のうちに克服し得意教科にしておきたいですね。
 第1は、教科書の理解です。「わかる」ということ。当然ですが、本当に大事なんです。たとえば0.2×0.8=0.16ですが、答えを1.6にしてしまう人が(それほど数学が苦手ではない中学生にも)います。これは計算の方法を「うっかり忘れただけのミス」ではなく、「本質を理解していないからおこる間違い」です。間違えた本人は、「小数点が1つずれただけのちょっとしたミス」だとか、「計算方法のきまりを忘れていた」と思い込んでいますが、本当に理解している人はこんなミスはしません。「0.2を0.8倍すると、0.2の1倍である0.2より少し小さい数になる」という感覚をもっているからです。算数・数学の全学年・全単元に渡って同様のことがいえます。そして、その本質の理解の差が、特に初めて見るような応用問題が解けるかどうかの差になり、その積み重ねが実力の大きな差になっていきます。「つべこべ言わずに解き方を暗記しろ」という勉強方法もありますが、特に小学校算数と中学校数学の教科書の基本については、まず「十分にわかる」ことが第一です。
 新しい単元で「わからない」ところがあれば、それがつまずきとなり、先々関連する単元で「わからない」が続きます。「わからない」をその日のうちに解決することが大事です。わからない所があれば、学校の先生・塾の先生・友達など、誰かに頼ってでも解決するようにしましょう。

2.復習とトレーニング
 第1は理解で、第2は反復学習です。せっかく「わかった」ことも、時間がたてば忘れます。計算は、やり方はわかっていてもミスがあるし、スピードが遅いとテストで時間が不足して困ります。解決策は復習とトレーニングです。
 算数・数学が苦手な人、もう一歩得点力不足の人の大半は、この復習とトレーニング不足です。「学問に王道なし」です。これをちゃんとやればいいだけです。(それをやるのが難しいんですけどね。)学習習慣をつけるほかありません。家庭で、塾で。ポイントは、その日に習ったことはその日のうちに復習すること。(習い事などで、その日が無理なら翌日に。)教科書またはノートやプリントを広げて、どんなことを習ったか自分で自分に説明してみよう。うまく説明できればOK。学校でやった問題を家でもう一度解いてみるのも重要。もう一つのトレーニングは問題演習。教科書準拠の問題集で、習った単元をやってみる。答え合わせをして間違えた問題をもう一度自分で解き直すことが大事です。実際、習ったところと問題集の範囲がピッタリ合わないときもありますが、その時は週末にまとめてやるとよいでしょう。復習は1週間以上立つと、忘れたり、量が多過ぎてやる気を無くしたりしやすくなります。毎日コツコツやるのが大事です。

 上記の通り、日々の復習を行ったうえで、学力定着と応用力養成のためには定期的な総復習も必要です。春・夏・冬の休みを利用して、前学年・前学期の基本の総復習に加え、教科書レベルを上回る応用問題にチャレンジし、将来の高校受験に備えるのが理想的です。

 また中学生は、通知表直結の定期テストで点数を取るための勉強もかかせません。次の実践編その2で。


 

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