国語の勉強方法 △泙┐き その2

  • 2014.05.25 Sunday
  • 17:05
国語の勉強法、第2弾!まえがき その2です。

まともに文章を読めるまでに成長した、元少年K氏。
中学校時代はどのように過ごし、国語力をつけていったのでしょうか・・・。
K氏に話の続きをきいてみましょう。

(もし、意味不明な言葉が出てきたら、ぜひ国語辞典で調べながら読んでみてください
めんどくさい?・・・せっかく国語の勉強方法を知ろうとしているのなら、ここは我慢して頑張って調べてみてください。
言葉の知識を増やすこと・・・これも国語の大事な勉強ですから。)

中学生になると、だんだんマンガからは遠ざかっていきました。
理由は、「真面目に勉強しなければならないから」・・・ではなく、「飽きたから」です。
いいかげん、読み飽きました。今思えば中学生になってマンガにハマっているのはまずかったので、早めに読み飽きてよかったと思います。凝り性(こりしょう)で、飽きっぽい性格なのです。
次にハマったのは推理小説でした。これは母親の影響です。
母が朝から眠たそうです。「夜読みだすと読み終えるまで眠れないほど面白い」とまで言われると、気なるじゃないですか。
エラリー・クイーン、アガサ・クリスティー、横溝正史、高木彬光などなど(またまた古い!)。ずいぶん読みました。まともに「小説」なるものを初めて読んだ経験でした。横溝正史の金田一耕助シリーズの映画やテレビもよく見ました。しかし、これも高木彬光の『能面殺人事件』を読み、「これ以上の傑作はない」と思ったとたんに、推理小説のマイブームは去りました。

今思えば、こんなことが身についたような気がします。
・(真犯人を当てるため)登場人物の些細(ささい)な行動や会話に全神経を集中して読むこと。
・(なぜ真犯人がわからなかったのか反省して)二度目の読み直しをすることで、より深い所まで理解できること。
・(マンガと違って絵が無いので)勝手な想像力で、登場人物や場面・情景を映像化して読むこと。

さて、肝心(かんじん)の国語の成績はどうかというと、少なくとも国語が嫌いではなくなったおかげで、授業をまじめに聞き、読む力がついたためか、まあまあ良くなってきました。やっぱり授業は大事ですよね。
しかし「テストで良い点を取る」という意味では、まだまだ。
きっかけは、推理小説のマイブームが去った後にやってきました。

国語の定期テスト中のことです。「○○○とは、どういうことか。文章中から書き抜きなさい。」的な、みなさんもよくご存じのそんな問題が出ました。当然今までも見慣れた問題でしたが、その時ふと思いました。「つまり答えは本文の文章の中にあるんだよな。」・・・みなさんも「そんなの当たり前でしょ。」と思うでしょうが、その当たり前の「答えは本文の中にある」のだから「答えは本文から探すだけなんだ」と、ものすごく意識して読み直して見つけると、「これだっ!」という感激を味わいました。じゃあ、書き抜きではない問題は?記号問題も答えは本文と同じ内容のものが答え記述問題も本文を利用して上手くまとめれば答え。なんだか絶好調!クラスで1番の点数!某国立大学教育学部付属中学に通っていたものの、恥ずかしながら「テスト勉強」なるものをまともにやったこともない凡人(というより落ちこぼれ)にとっては、自分でもビックリ!「なんだ、国語のテストで点を取るということは、本文から答えを見つけるだけだったんだ!」と悟り(さとり)を開いた気がしたものです。

ところが有頂天になったのも束(つか)の間、その後いまいちパッとしません。せっかく良い成績が一度取れると、なんとかならないものか!気になり始めます。何をやったら点数が取れるのか?・・・「国語の勉強をする」というより「国語のテストの点の取り方を研究する」と言った方が正確です。これは本来の勉強ではなく邪道(じゃどう)ですよね。しかし当時の自分としては、大まじめです。「点の取り方研究」の試行錯誤(しこうさくご)の結果、効果のあったのは次のようなものでした。

1. テスト範囲の教科書を何十回も繰り返し音読し、接続詞程度の穴埋め問題なら記号選択肢(せんたくし)を見なくても暗記で答えられるくらいにしておく。記述問題に答える時、答えの場所が「確か本文のこの辺りだ」とわかるくらいにしておく。
2. 古文・漢文・詩・短歌・俳句などは、原文・現代語訳・鑑賞文・作者名・出典・時代など完全丸暗記する。
3. 学校のワーク・問題集・プリント・ノートなども丸暗記して、同じ問題なら100%答えられるようにしておく。

これで、概ね(おおむね)安定した点が取れるようになってきました。
しかし最後に残った問題は実力テストで点を取る方法です。

定期テストのように「丸暗記で点を取る」という作戦は、実力テストでは全く通用しません。
そこで、次に「実力テストで点を取る研究」にとりかかりました。
正直、これは大変でした。ただの暗記で点が取れる定期テストとは随分方法が違います。
これまた試行錯誤と情報収集の結果、効果のあったのは次のようなものでした。

1.(定期テストと方法が違うと言ったばかりですが)定期テストの勉強の積み重ねが実力のアップにつながること。・・・具体的に述べると、定期テストごとに漢字を完璧に覚えていけば実力テストでも解ける・定期テストの対策として暗記した模範解答の記述文で、簡潔かつ論理的な記述力をつけるセンスが身につく、など。
2. 教科書以外の問題集を数多く解き、誤答については解答・解説を読んで、納得できるまで検証する。解き終わった後、その文章中の知らない言葉の意味を国語辞典で調べて暗記する(=語彙を増やす)。さらに段落ごとに要旨(ようし)を一文にまとめる。(これは繰り返し読んで段落内容を完全理解するとともに、要点をおさえ、記述力を養うのに役立ちました。)
3. 実力直結とは言えないものの、「幅広いジャンルの多読」による一般常識と語彙力の強化や速読力は、最終的に国語実力の向上に大きく影響します。中学生だからと言って、中学生向けの本だけ読むより、高校向け〜一般の大人向けの本を読む方が、やや難解な実力テストの文章や将来の高校入試の難度の高い文章を読みこなすには、役立つのではないかと思います。

「コツがわかれば点数が急上昇できる定期テスト」と違い、「コツコツ続けても成果が出るのに時間がかかる実力テスト勉強」は、たいへんです。「点の取り方の勉強」と違い、本当の意味での「国語の勉強」をしなければなりません。コツコツ続けるには、相当の根気とまじめさが必要です。そんなつらくてたいへんな勉強は続ける自信がないという、特に国語が苦手な人は、とりあえず高校入試を目標とした場合、志望高校合格のために必要な合計点のうち、国語で確保すべき目標点や偏差値を十分にクリアできるところまで到達するために、最低限やらなければならないことをやる、という考え方で臨みましょう。入試の国語の勉強方法としては、受験する高校の入試過去問を、苦手なほどたくさん(例えば5〜10年分)やる。1年分やるごとにじっくり見直して、時間配分・難易度・出題傾向などを分析して、対策(単元ごとの問題演習など)を行った上で、次の年度の過去問でそれを活かす、というやり方で、極端にいうと「実力」があるとかないとか関係なく、自分が受ける入試問題の国語で、とらなければならない点を確保することを目標にすれば、コツコツ続ける努力も持続するのではないでしょうか。

以上、K氏に中学生時代を語ってもらいました。
小学時代のマンガ同様、推理小説を読めば、国語が得意になる・・・わけではないのは、もはやお気づきの通りです。
今回は中学校の定期テストの勉強としては、国語の苦手な人には、少しは参考になったところがあったかもしれません。
K氏は結局、中学時代「そこそこ」国語が得意になったようですが、その道のりは随分遠回りで非効率なところもありました。K氏も、後に「しまった、こうすればもっと楽にテストで点が取れたのに」といった反省も多々あったそうです。

それらを踏まえ、より効果的に、あなたの国語の成績を上げる勉強方法を、次のでまとめていきたいと思います。



 

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