国語の勉強方法 ぜ汰編その2 実力アップ・入試対策編

  • 2014.07.20 Sunday
  • 14:00
国語の勉強方法、最後は「実力アップ・入試対策編」です。

「実力」が無いので、定期テストで点が取れない人。
定期テストでは点が取れるのに、実力テストになると点が取れない人。
入試(ここでは公立高校に絞って)の国語で点を取りたい人。
・・・そんな人にアドバイスします! 小学生・中学生・学年は関係ありません。早く始める程実力はつきます。継続することが大事です。逆に遅すぎることもありません。少しでも早く「実力アップ対策」を始めましょう!(ただし中学3年生の2学期以降は、「実力アップ対策」をとばして「入試対策」へ。さすがに受験直前の「実力アップ対策」は時間的に非効率です。他の暗記教科に時間をかけて入試合計得点を上げる方が得策です。)

率直に言って、国語の実力アップは、数・英・理・社に比べて一番大変です。「コレさえやればドカーンと成績が上がる」という簡単な方法はありません。「1ヶ月でマスターできる」わけでもありません。コツコツ時間をかけて力をつけていくしかありません。だから国語が苦手な人は、どの教科よりも成績が上げにくく、上げにくいから勉強しない、を繰り返し、ますます苦手になり克服できないという悪循環に陥ります。「なんとかしなければ」と思ってこの記事を読んでくれている人、コツコツがんばり続ける覚悟をもって、以下の「実力アップ対策」を実践してみてください。
方法はいくつかあります。たくさんやるほど実力アップにつながります。自分のやっていないことや、やり切れていないことをチェックしてみてください。やれるところからやりましょう。

●国語の実力アップ対策

1. 学校の定期テスト勉強を完璧にやり続ける (詳細は)
 それって「実力アップ」じゃないでしょ・・・いや、そんなことはありません。勉強方法「D蟯テスト対策」の勉強を実践して高得点を取り続けましょう。次第に実力テストの成績も後追いで伸びてきます。国語の実力が無くても、勉強方法「定期テスト対策」の勉強を実践すれば、定期テストは自分の実力以上の点が取れます。1年2年と続けるうちに実力テストの成績も伸びていきます。例えば、偏差値(SS)が、実力テストで50の人は、それなりにしか勉強しなければ定期テストでも50ですが、定期テストの勉強を万全にやり切って60を出し続けると、実力テストでも50→55→60と上がっていきます。にも書いた通り、定期テストの勉強は国語と言えども暗記ですが、これにより漢字の知識、語彙力の向上、記述問題の解法パターン等を徐々に身につけて、本当の実力がついていきます。ただし本当の実力に反映するまでタイム・ラグがあります。がんばり続けることです。見方を変えると、定期テストの成績が良いのに実力テストが悪い、という人は、定期テストを頑張っている人とも言えます。反対に、実力テストの成績が良いのに定期テストが悪い、という人は、定期テストはの勉強でもっと成績が上げらる人とも言えます。

2.たくさん本を読む (文章理解力・語彙力・黙読スピードを上げる)
 それって「勉強方法」じゃないでしょ・・・そうかもしれません。しかし、国語力を伸ばすには、国語(日本語)をたくさん読むのが、はやり本筋です。1ヶ月に1冊しか本を読まない人は2冊読みましょう。1週間に1冊読む人は2冊読みましょう。春・夏・冬休みは、たくさん読書できるチャンスです。どっさりまとめて読みましょう。読書はキライ・・・国語の実力をつけたいなら無理やりにでも読みましょう。読書は好きなのに実力テストの成績が悪い・・・もっと読みましょう。加えてその他の実力アップ対策を実行しましょう。いつも同じ作家やジャンルばかりに偏っている人は、違う作家や異なるジャンルに視野を広げてみよう。何を読んだらいいかわからない人は、とりあえず図書館や本屋さんに行ってみよう。友達におもしろかった本を教えてもらおう。新しい本が見つからないとき、以前読んだおもしろかった本をもう一度読んでみよう。新しい発見や感動があったりします。「愛読書」がある人ってカッコいい。
 「本」でなくても。新聞を読もう。毎日読むのは無理という人、日曜日だけは読もう。小中学生向けの新聞もあります。社会の時事問題がある学校なら一石二鳥です。調べ学習、朝読書、読書感想文などなど、本や文章を探して読まなければならないときもありますよね。しっかり読んで、一生懸命やりましょう。これも国語の実力を伸ばす大事な機会です。

 実力テストで点が極端に低い人は、まず文章を読んでいません。読むのが面倒臭いのです。文章を読む習慣がないと大事なテストでも読むのが面倒臭いのです。本をたくさん読むようになると、とりあえずちゃんと文章を読む分だけ点数が上がります。
 実力テストで点が平均前後の人は、とりあえず問題を解きますが、あまり文章を理解できず、なんとなく答えを選んだり書いたりします。黙読スピードも平均程度ため、読んでいるうちに文章が長かったり難解だったりすると、集中力が途切れて要旨を理解できなかったり、細部に注意が払われず、文章中の答えやヒントを見つけられないことが多い。語彙力不足で「何を書いてあるのかわからない」ということも。本をたくさん読むようになると、言葉の知識は増え、黙読スピードも上がり、内容がスムーズに頭に入ってくるようになります。繰り返し読み直す時間ができることで、書き抜き問題の答えを探すための時間も確保でき、点数が上がります。
 実力テストで平均は超えるものの、もうひと伸びしたいレベルの人は、当たり前ですが、やや正答率の低い問題が解けていません。難しい記号選択や記述問題など。普段本を読むときに意識的に黙読スピードを上げる努力をしてみよう。テストの文章をより速く読めるようになることで、考える時間・書く時間を増やすことで点数アップにつながります。読む本もレベルアップが必要です。対象学年より2学年以上、上の本を選びましょう。中学2年生以上なら高校生〜一般向けの本を。読書中そばに漢和辞典・国語辞典を置いておき、読めない漢字・知らない語句はすぐに調べる癖をつけましょう。

3. 文章を書く (記述力をつける)
 実力テストで正答率の低いのは、書き抜きではない記述問題です。
国語の実力テストの記述問題は、たいてい次のようなパターンです。(北海道公立中学〜公立高校入試の場合です)
(絃呂琉貮分を書き抜いて、文末だけ、「理由は?」→「…だから。」、「どういうこと?」→「…こと。」に変える。
∋慊蟷数に合うように、文章中の連続する一部分の中の、不要な部分を削ってつないで記述する。
J絃話罎領イ譴殖押腺灰所の部分を指定字数に合うように、接続詞等でつなぎながら一文にまとめる。
ぞ綉 銑で「文」として成立するように、該当部分から離れたところにある主語や述語などを補う。
ゾ綉 銑い法∪潴笋砲△襦峪慊蠍豢隋廚鯀箸濆腓錣擦撞述する。
小説に限っては、文章中に書かれていない「気持ち(例:うれしい・かなしい・くやしい)」をストレートに記述する。
 いずれにしても、記述問題の「答えとヒントは全て文章中」にあります。答えの重要部分を文章中から探し出したら、あとは 銑Δ肪躇佞靴董言葉をつけ足したり削ったりして完成です。
「この文章を読んで、あなたの感想を書きなさい。」という問題はありません。独創的な国語力とか語彙力を駆使したセンスのある文章を書く必要もないし、そんな文章をかいてもマルはもらえません。そう考えると国語のテストは難しくありません。文章中から答えの中心となる「重要部分」を探して言葉をちょっと付け足す程度のものです。必要なのは「重要部分」を探すための文章の理解力と、短時間で探すために必要な速読力と、上記 銑Δ防要な程度の作文力です。この作文はそれほど高度ではありません。「時間」さえあれば、学年平均程度の学力があればたいてい対応可能です。問題は「時間」です。「テストの時間」=「本文を読む時間」+「設問を読む時間」+「設問の答えやその根拠を本文から探すために読み直す時間」+「答えを書く時間(記号なら1秒、記述なら数分)です。文章を読むのにかかる時間が短ければ短いほど=黙読スピードが速いほど、記述問題にかけられる時間は多くなります。ちなみに「テストの時間」に「考える時間」はありません。あなたの独創的な思考力や知識は必要ないからです。アかイか?、どうすれば20字以内で書けるか、等は「考える時間」というより「悩む時間」「作業時間」と言った方がいいかもしれません。

 それにしても、テストに限らず「文章を書く」のが苦手という人は多いですね。そういう人は、やはり上記のような国語の記述問題も苦手です。 銑Δ陵徇里亙かっても、突然テスト本番で実践するのは難しいでしょう。普段から文章を書く習慣を身につけたいところです。毎日、日記をつける・・・やれる人はぜひ。せめて学校や部活などで教科学習に限らず文章を書く機会はあるはずです。そのとき、できる限り丁寧に・真剣に取り組みましょう。「国語」の時間以外でも「国語の文章力」を身につける練習になるんです。それでも克服できなければ、記述問題をたくさんやって、解き慣れるトレーニングをしましょう。

 記述問題で点を取れるようにする効果的な方法は、やはり問題演習です。次の「4」で。

4.問題演習 (教科書非準拠の問題集でトレーニング、実践力をつける)
 1の定期テストの勉強を継続することは、実力アップの重要な対策となりますが、もちろん実力テストは、その時初めて見た文章を読んで即問題を解く、という意味で、何度も読んだ文章を読んで解く定期テストとは、性質が大きく異なります。実力テストは、定期テストより回数が少なく(北海道公立中学2年まで)慣れが必要です。高校入試も、もちろん国語の教科書の文章ではありませんから、実力テストと同様です。よって実力テスト対策は入試対策でもあると言えます。国語の実力をつける(=初めて見た文章を読んで即問題が解ける)ために、問題演習でトレーニングしましょう。

 塾で・・・当塾ブレイン・アカデミーでは、通常授業は教科書準拠で「定期テスト対策」、講習で教科書非準拠の「実力テスト対策」をやっています。講習テキストの問題演習が「実力テスト対策」となります。(塾によっては、通常授業も非準拠のところもあるようです。それ自体が実力テスト対策と言えると思います。)当塾では北海道公立高校の合格判定基準の基本が、内申点315点+入試当日点300点で、内申オール5の315点満点またはそれに限りなく近い点は比較的達成可能なのに対し、入試当日点300点満点はほとんど不可能なため、ウェートはむしろ内申点の方が高いので、通常授業は内申重視の方針で、国語も学校教科書準拠で通知表5を確保することを第一目標とし、各学年の講習および中3生2学期からの学力テスト対策にて実力テスト対策を行っています。また、講習ごとに(中3生はそれ以外に年間5回)の模試(北海道学力コンクール等)を受験してもらい、実力判定とアドバイスを行っています。

 家庭で・・・塾等の受講の有無にかかわらず、さらなる実力アップを目標に家庭で独自に問題演習をすることも重要です。「問題集に何を使うか」は重要です。 ( 当塾の塾生はもちろん塾長に相談してください!) 学校の先生や塾の先生に相談してみましょう。友達や先輩に聞いたりネットで調べるのも手ですが、今の君自身のレベルに合ったものでなければ効果は半減します。自学自習を前提とすれば、解答解説が別冊で詳しく厚いものがいいです(古文は全文現代語訳付き)。解答時間の指示があるのも親切です。公立高校入試に向けて国語の総合的な実力アップを最終目標とするなら、(もちろん学校教科書非準拠で)小説・説明文・詩・短歌・俳句・古典・漢字など全ジャンルを網羅したものがお薦めですが、苦手なジャンル(例えば説明文)だけの問題集で集中的に勉強する方法もあります。
,泙沙間を決めて、「なるべく早く黙読する」ことを意識して文章を読んで、問題に答える。
解答を見て採点する。
4岨や文法など知識問題でできなかったものは、紙に何度か書いて、その場で暗記する。
ごでたまたま出来た問題と間違えた問題について、解説と再び本文を読んで、自分なりの納得が得られるよう確認する。このい粒稜Г法△犬辰り時間をかけるのが最大のポイント。 例えば、〜10問解答に30分、じ軼3問の確認に30分。正しい答えは本文中のどこにあったのか、自分の答えはなぜ違うのか、記述の模範解答と自分の解答を比較して模範的な解答を書く要領が身につくように確認する。
ニ槓犬料簡犬魏仔匹掘読めなかった漢字は漢和辞典で調べる、意味の分からなかった言葉は国語辞典で意味を調べて書き込む。時間内で理解しにくかった部分があれば繰り返し読み直して内容を理解する。
Ω妬犬蓮原文だけ読んで内容を完璧に理解するのは難しいですよね。5〜10回繰り返し読んで少しでも話の筋を理解し、問題を解き終わって、採点確認後、原文・(解説の)現代語訳を交互に10回ずつ音読しておこう。たくさん問題演習を繰り返すほど入試本番の古文の強くなれます。
Ю睫席犬両豺腓蓮▲痢璽箸筝狭突兒罎法1段落ごとに1文で要旨をまとめる。(一文一文内容をしっかり理解し、段落同士の関係も把握できるようになる)
 以上が、家庭での問題演習の自学自習の方法です。毎週日曜に1回3単元とか10ページなどスケジュールを決めて、じっくり丁寧に、こつこつ積み重ねていくことが大事です。
 注意!:,鉢△世韻笋辰峠わるだけなら、効果はほとんどありません。「国語の勉強やってるんですが全然伸びません。」ということになります。,鉢△郎の君の実力を確認する「作業」時間です。〜Г君の実力を伸ばす「勉強」時間です。
しつこいですが、,鉢△靴やらないのなら、やらない方がいいです。「やってるのにできない」自分がアホに思えてしまいます。1回にやる量を半分以下にしてでも〜Г泙任笋蠅ることです。

●国語の入試対策(特に北海道公立高校)

中学3年生の夏休み以降は、いよいよ本格的な高校受験勉強に取りかかる時期です。国語が苦手な人は、上述の「国語の実力アップ対策」をやりたいところですが、入試5教科の合計得点で合否が決まる制度の場合は、国語以外で合計得点を伸ばす方が効率的です。例えば同じ50時間勉強するなら、国語より理科や社会の方が確実に模試や入試で点数を上げやすい、ということです。特に2学期以降は、以下の方法で国語の入試対策を最低限やり切って、残された時間は国語以外の実力アップに回しましょう。

〔簑蟒は1冊に絞って徹底的にやり切る (例:9月〜1月毎日曜日10ページずつ、2月見直し)
高校入試向けの問題集を1冊だけ準備して、丁寧にやり切りましょう。上記「問題演習」 銑Г諒法で。
漢字・文法・詩短歌俳句・小説・論説・古文漢文など一通り網羅されたものが良いでしょう。
自分の受験高校のレベルや傾向に合っているか、解答解説が詳しいか、が重要です。

入試過去問を解き、傾向を分析し、本番のイメージトレーニングを行う (例:8月1年分、11月〜2月4年分)
国語に限っては、学校でまだ習っていない単元があるから解けない、とういうことは、ありません。
夏までに、まず1年分の入試過去問を時間内に解いて自己採点してみましょう。
何点だったかはもちろん気になりますが、他に、時間は足りたか? どんな問題が難しかったか? 苦手なジャンルがあったか? 気付いたことをメモしておくと良いでしょう。自分の弱点を把握して、,量簑蟇藹をやるときに特に丁寧に取り組むようにしましょう。また、正答率の低い記述問題の答え方にもパターンがあります。解き直しの時にじっくり検証することが重要です。過去問5年分を解き直す度にじっくり検証していけば、解法パターンがつかめます。
公立高校の過去問は市販されています。苦手な人は最低5年分、より不安な人は10年分を購入し、入試直前までに1年分ずつ、(〔簑蟒犬妊灰張灰栂呂鬚弔韻覆ら)少しずつやっていくといいでしょう。
入試の傾向は変動することがあります。古い年度から始めて、入試直前に最新の過去問をやり、大問の解く順番や時間配分などを事前にイメージトレーニングして、本番に臨みましょう。

K務て燦立高校裁量問題について。進学校で採用される、入試問題のうちの1つの大問が「裁量問題」です。国語は例年論説文でしたが、14年は小説でした。概ね文章が長く難しい言葉が使われ内容が読み取りにくく、設問も長い記述解答が多く正答率も低いという傾向です。2009年入試以降実施されています。過去問をやるときに意識してみてください。
国語が特に得意だという人を除けば、裁量問題で全問正解を目指す必要はありません。国語は苦手だという人は、小問4〜5問程度のうち、2〜3問正解できれば十分。あとは裁量以外の大問で確実に点数を確保しましょう。苦手だからと言って裁量問題全部を捨てる(解かない)というのはダメです。60点満点中裁量問題は20点前後の配点です。記号選択も含め正答率50%程度の小問もあります。記述の中間点もあります。全体の時間配分(読むスピード・解くスピード)が重要です。裁量問題以外を素早く解き終え、最後に裁量問題に時間の限り取り組むという作戦で。過去問で慣れて、時間配分を頭に入れておくことが本当に重要です。

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